睡眠アプリを入れて、1週間使って、そのまま忘れてしまった。そういう人は珍しくありません。むしろ、いちばんよくある使われ方です。続かない理由はいくつかに決まっていて、それを知っておくと、続けられるアプリを選びやすくなります。
理由1:点数をつけられる
多くの睡眠アプリは、睡眠を計測します。朝起きると、点数とグラフで昨夜の眠りを見せてくれます。
それで励まされる人もいます。けれど、逆に働く人も多くいます。朝いちばんに悪い点数を見ると気分が落ち込み、夜になると明日の点数が気になり始めます。「よく眠ろう」とがんばることは、眠れなくなるいちばん確実な方法の一つです。
記録が負担になるなら、記録はいりません。眠る前に落ち着くためのアプリと、眠りを測るアプリは、役割が別です。眠りに悩んでいる人に必要なのは、たいてい前者です。
理由2:いちばん元気のない時間に、努力を求められる
誘導瞑想、呼吸のプログラム、睡眠の講座。どれも、続けた人には効果があります。ただ、集中して指示に従う必要があり、それを一日でいちばん元気が残っていない時間に求められます。疲れた日ほど、真っ先に飛ばされます。
長く使われるのは、ほとんど何も求めない道具です。再生ボタンを押すだけなら、続けられます。
理由3:数が多すぎて選べない
「数百種類のサウンド」は豪華に聞こえます。けれど実際には、夜中に一覧をスクロールして選ぶことになり、選ぶこと自体が負担になります。結局いつも同じ2つしか流さず、何にお金を払っているのかわからなくなる人も少なくありません。
大きなカタログより、好きなものが少しだけあるほうが使いやすいのです。
理由4:何も変わらない
新しいアプリの最初の1週間は新鮮です。3週目には、同じ画面と同じ音になり、開く理由が義務感だけになります。義務感で支える習慣は長続きしません。
続くアプリの見分け方
- 始めるのに手間がない:開いてから音が流れるまで、タップ1回で済むこと。
- 評価されない:望まない限り点数が出ず、眠れなかった夜を失敗のように感じさせないこと。
- 音が朝まで続く:1時間で止まると、それで目が覚めることがあります。ループ再生か、ゆっくり消える機能があること。
- また開く理由がある:何かが変わったり育ったりして、明日の夜が今夜と少し違うこと。
- ちょうどいい時間に声がかかる:昼間の通知ではなく、寝る前のお知らせがあること。
migg の場合
migg は、睡眠アプリが続かなかった人のためにつくりました。上に挙げた問題を、一つずつ避けるようにしています。
睡眠の点数はありません。雨のアパートメントや暖炉のある山小屋といった部屋を選ぶと、音が朝まで流れます。部屋の数は絞ってあるので、選ぶのに数秒しかかかりません。
また開きたくなる理由は、コアラです。あなたが眠るとコアラも眠り、眠った時間は「ほしくず」になって、コアラの部屋の家具と交換できます。やることは眠るだけで、失敗のしようがありません。
誰にでも合うわけではありません。データを見るのが好きな人には、計測型のアプリのほうが向いています。けれど、これまでの睡眠アプリが続かなかったのなら、一度試してみる価値はあると思います。
この記事は一般的な情報であり、医療上の助言ではありません。眠れない状態が何週間も続く場合や日中の生活に支障がある場合は、医師にご相談ください。
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